タイ料理というと、まず「辛そう」という印象を持つ方が多いかもしれません。
たしかに、唐辛子がしっかり効いた料理や、酸味と辛みが前に出る料理は、タイ料理の大きな魅力のひとつです。
でも、タイ料理はそれだけではありません。
実は、子どもでも食べやすい、辛くない王道料理もたくさんあります。
ごはんもの、卵料理、やさしい鶏料理、甘みのある麺料理、まろやかなカレー。
そうした料理から入ると、家族の食卓にも自然になじみやすいです。
この記事では、子どもでも食べやすいタイ料理を5品にしぼって紹介します。
辛くないだけでなく、なぜ家族向けにしやすいのか、どうすれば大人も一緒に楽しみやすいのかまで、やさしく分かりやすくまとめていきます。
ガパオ君子ども向けのタイ料理を選ぶ時に大切なこと
子どもでも食べやすいタイ料理を選ぶ時、まず意識したいのは「辛くないこと」です。
でも実際には、それだけではありません。
たとえば同じ辛くない料理でも、香草の香りが強すぎると好みが分かれやすいですし、酸味が前に出すぎると食べ慣れない印象が強くなることがあります。
逆に、ごはんや卵、鶏肉のように親しみやすい要素がある料理は、タイ料理に慣れていない子どもでも入りやすいです。
もうひとつ大きいのが、家族で調整しやすいかどうかです。
子ども用はやさしく、大人用はあとから本格寄せできる料理は、とても使いやすいです。
タレを別添えにできる、辛さを後がけにできる、香草を最後に分けられる。
こうした余白がある料理は、家庭向きの強さがあります。
つまり、子ども向けのタイ料理を選ぶ時に大事なのは、この3つです。
- 辛さが強くないこと
- 親しみやすい味や食材であること
- 家族で食べ方を調整しやすいこと
この視点で見ると、最初の入口としてかなり優秀な料理が見えてきます。
ガパオ君1. カオパット|まず最初にすすめやすいタイ風チャーハンです

子ども向けのタイ料理として、最初にいちばん勧めやすいのがカオパットです。
タイ風チャーハンとも呼ばれることが多く、日本の家庭でもイメージしやすい一皿です。
カオパットの強さは、なんといってもごはん料理であることです。
子どもにとって、ごはんものはそれだけで安心感があります。
しかも卵や肉の旨みを使って仕上げることが多く、辛さを入れなくてもちゃんとおいしく成立しやすいです。
タイ料理というと、どうしても「知らない味」に見えやすいですが、カオパットはその中でもかなり入りやすいです。
見た目にも親しみやすく、香りや味も極端すぎません。
だから「タイ料理を家族に出してみたいけれど、最初の一皿で迷う」という時にぴったりです。
家族向けにするなら、辛さは入れずに仕上げて、必要なら大人だけ後から調整するのがおすすめです。
ナンプラーの量も強くしすぎず、まずはやさしいバランスにすると食べやすくなります。
大人用は卓上で少しナンプラーや唐辛子を足せば、満足感も出しやすいです。
タイ料理の入口として考えた時、カオパットは本当に優秀です。
“いきなり異国感が強すぎない”ことが、子ども向けではむしろ大きな武器になります。
ガパオ君2. カイジャオ|やさしく始めやすいタイ風オムレツです

次におすすめしたいのが、カイジャオです。
タイ風のオムレツで、卵のやさしさがしっかり感じられる料理です。
カイジャオが子ども向けに強い理由は、とても分かりやすいです。
卵料理だからです。
卵は、家庭の食卓でもなじみが深く、子どもにとっても受け入れやすい食材です。
その安心感があるだけで、タイ料理のハードルはかなり下がります。
しかもカイジャオは、外側が少し香ばしく、中はふんわりとした食感になりやすく、ごはんとの相性もとても良いです。
味の方向もやさしく、辛さを前提にしないので、家族向けの一皿としてかなり使いやすいです。
さらに良いのは、アレンジしやすいところです。
そのままでも十分おいしいですし、子ども向けにはシンプルに、大人向けにはあとからソースや調味料で変化をつけることもできます。
つまり、家族の中で好みが少し違っても対応しやすい料理です。
タイ料理を家族で楽しむ時は、「みんなが食べられる安心感」がひとつ大事になります。
その意味でカイジャオは、とても心強い存在です。
ガパオ君3. カオマンガイ|タレを分ければかなり子ども向けにしやすいです

カオマンガイも、家族向けのタイ料理としてとても優秀です。
鶏の旨みをまとったごはんと、やわらかい鶏肉を一緒に楽しむ料理で、見た目にも味わいにもやさしさがあります。
この料理の大きな魅力は、タレを分けられることです。
カオマンガイ自体は、鶏の旨みを中心にした穏やかな料理なので、タレをかけなければかなり食べやすいです。
子ども用はそのまま、あるいはごくやさしく。大人用はあとからタレで本格感を足す。
こうした出し分けがしやすいのは、家庭ではかなり大きなメリットです。
子ども向けの料理は、味を弱くするだけでは少し物足りなくなりやすいですが、カオマンガイはもともとの料理そのものにやさしい旨みがあります。
だから無理に“子ども向け化”しなくても、自然に家族向けにしやすいです。
しかも、ごはんと鶏肉という組み合わせは、子どもにもなじみやすいです。
初めてのタイ料理として出しても、食卓で浮きにくく、「いつもより少し特別なごはん」という感じで受け入れられやすいです。
ガパオ君4. パッタイ|甘みと酸味で入りやすいタイの麺料理です

パッタイは、子ども向けのタイ料理としてかなり有力です。
タイ料理というと「辛い」「刺激が強い」という印象を持たれやすいですが、パッタイはその中でも、甘み・塩気・酸味のバランスで楽しむ麺料理です。
辛みを強くしなければ、かなり入りやすい一皿になります。
子ども向けにしやすい理由のひとつは、麺料理であることです。
ごはんと同じくらい、麺は家庭の食卓になじみやすい存在です。
しかもパッタイは、ただやさしいだけではなく、「ちょっと特別な麺料理」というわくわく感もあります。
そのため、タイ料理に慣れていない子どもでも「食べてみたい」と思いやすいです。
ただし、家族向けにする時は少し意識したいこともあります。
それは、酸味を強くしすぎないことです。
パッタイらしさを出したい気持ちから、酸味や個性を前に出しすぎると、子どもには少し食べ慣れない味に感じられることがあります。
最初はやさしめのバランスで整えて、必要なら大人だけ後から調整する方が安心です。
辛みも同じです。
唐辛子は最初から入れ込まず、あとがけにした方が家族全員で食べやすくなります。
そうすると、子どもには食べやすく、大人にはちゃんとタイ料理らしい満足感を出しやすくなります。
パッタイは、タイ料理の中でも「家族向けにしやすい華やかさ」がある料理です。
食卓に出した時の特別感もあり、しかも辛くしなくても成立しやすい。これはかなり大きな魅力です。
ガパオ君5. マッサマンカレー|辛さ控えめで家族向けにしやすいタイカレーです

タイカレーの中で、家族向けにすすめやすいものを選ぶなら、マッサマンカレーはかなり有力です。
グリーンカレーやレッドカレーのように刺激を前面に出すタイプではなく、ココナッツミルクのまろやかさと、具材の食べやすさで入りやすいのが強みです。
特に子ども向けでうれしいのは、じゃがいもや鶏肉のような、家庭でもなじみ深い具材と相性がいいことです。
タイ料理にまだ慣れていなくても、見た目や食べ心地に安心感があります。
「タイカレー」と聞くと身構えてしまう方でも、マッサマンなら少し入りやすく感じることが多いです。
ただし、ここはひとつだけ注意も必要です。
マッサマンカレーは比較的まろやかな料理ですが、使うペーストやレシピによって辛さは変わります。
なので、家族向けに作る時は、最初から刺激を強くしないことが大切です。
やさしめに仕上げて、大人はあとからスパイス感を足すようにした方が安心です。
マッサマンカレーの良さは、「辛くないから食べやすい」だけではありません。
しっかり満足感があって、しかも食卓の雰囲気が少し特別になるところです。
家族でタイ料理を楽しむなら、こういう“やさしいのにちゃんと気分が上がる料理”はとても心強いです。
ガパオ君家族向けにタイ料理をやさしくするコツ

ここまで5品を見てきましたが、家族向けのタイ料理で本当に大切なのは、料理選びだけではありません。
どう出すか、どう調整するかで、食べやすさはかなり変わります。
辛さは後がけにします
これはいちばん大事です。
最初から全体を辛くしてしまうと、子ども用と大人用を分けにくくなります。
先にやさしく仕上げて、大人だけあとから唐辛子や調味料で調整する方が、家族の食卓ではかなりうまくいきやすいです。
タレや香草は別添えにします
カオマンガイのたれや、香りの強いハーブ類は、最初から全員分にまとめて入れない方が安心です。
子どもにはやさしく、大人は後から本格感を足す。
このやり方ができるだけで、タイ料理はぐっと家庭向きになります。
酸味は少し控えめから始めます
大人にとっては気持ちいい酸味でも、子どもには少し強く感じられることがあります。
特にパッタイのような料理は、最初はやさしめにまとめた方が食べやすいです。
ごはん・卵・鶏肉を味方にします
子ども向けのタイ料理は、親しみやすい食材が入っていると強いです。
ごはん、卵、鶏肉は、その代表です。
タイ料理に慣れていなくても、この3つが入るだけでかなり入りやすくなります。
大人はあとから本格寄せします
家族全員に合わせてやさしく仕上げると、大人には少し物足りなく感じることもあります。
でも、それはあとから十分調整できます。
ナンプラーを少し足す、唐辛子を足す、タレをしっかりかける。
そうやって大人だけ後から本格寄せできる料理は、家族ごはんに向いています。
ガパオ君まとめ
タイ料理は、辛いものばかりではありません。
子どもでも食べやすく、家族で楽しみやすい王道料理もちゃんとあります。
今回紹介した「カオパット」「カイジャオ」「カオマンガイ」「パッタイ」「マッサマンカレー」はその中でもかなり入りやすい5品です。


ごはん、卵、鶏肉、麺、まろやかなカレーと、どれも食卓になじみやすい要素があり、しかもタイ料理らしい楽しさも感じやすいです。
家族向けにタイ料理を楽しむ時は、この考え方がかなり役立ちます。
- 辛さは後がけにすること
- タレや香草は別添えにすること
- やさしく仕上げて、大人はあとから本格寄せすること
最初から刺激の強い料理を選ばなくても大丈夫です。
まずは食べやすい王道から始めて、「タイ料理って家族でも楽しめるんだ」と感じられることが大切です。
その最初の一皿が気持ちよく決まると、次のタイ料理もぐっと身近になります。
家族でタイ料理を楽しむ入口として、やさしい5品から始めてみてください。
ガパオ君


