結論:代用は可能。ただし「塩味・旨味・香り」を分けて考える
ナンプラーがなくても、料理はちゃんと美味しく作れます。
ただしナンプラーは単なる“塩”ではなく、塩味+魚介の旨味+独特の香りを持つ調味料。
代用で失敗しないコツは、ナンプラーの役割を3つに分けて補うことです。
塩味:醤油、塩、めんつゆ など
旨味(コク):オイスターソース、鶏がら、だし系 など
香り(魚醤っぽさ):しょっつる、いしる、アンチョビ など
ナンプラーの役割(なぜ代用が難しい?)
ナンプラーは、魚を発酵させて作る調味料(魚醤)。
この“発酵由来の旨味と香り”があるので、塩や醤油だけで置き換えると、
しょっぱいのに物足りない
料理の方向性が和風に寄りすぎる
となりがちです。
だから「塩味だけで代用しない」が鉄則。
代用品おすすめランキング(目的別)
ここからは「何が家にあるか」で選べるように、おすすめ順で紹介します。
【最も万能】
1位:醤油+オイスターソース(or 鶏がら)
再現度:高い/入手性:高い/失敗:少ない
ナンプラーの魚介香は弱くなるものの、旨味の厚みが出るので“物足りなさ”が消えます。
迷ったらこれが一番安全です。
炒め物:醤油+オイスター
スープ:醤油+鶏がら(またはだし)
【魚醤に近い】
2位:しょっつる(秋田)・いしる(石川)など
再現度:かなり高い/入手性:中
同じ魚醤なので、方向性が近い。香りも出やすいので少量からがコツ。
【コクは出る】
3位:オイスターソース単体(+塩少々)
再現度:中/入手性:高い
魚醤っぽさより“コク寄り”になります。中華・炒め物に強い。
【和風に寄る】
4位:めんつゆ(最終手段)
再現度:低〜中/入手性:高い
簡単に味は決まりますが、甘みとだしで和風寄りになりやすい。
使うなら少量、甘さが出すぎないよう注意。
【裏技】
5位:アンチョビ(or ナンプラー風の香り足し)
再現度:香りだけ補強/入手性:中
アンチョビを少量溶かすと“魚感”が戻ります。
(塩分が強いので入れすぎ注意)
料理別:おすすめの代用パターン
炒め物(野菜炒め・ガパオ系・パッタイ系)
基本:醤油+オイスター
魚感を出したい:しょっつる少量を足す
香りが弱い:最後に鍋肌でジュッと香らせる
スープ(トムヤム風・野菜スープ・麺スープ)
基本:醤油+鶏がら(or だし)
さらに本格寄せ:しょっつるを少量
※スープは塩味が前に出やすいので、薄めから調整が安全。
和え物・タレ(ソムタム風・ドレッシング・漬け)
基本:醤油+レモン(or ライム)+砂糖ひとつまみ
コクを足す:オイスター少量
魚香を足す:しょっつるを数滴
失敗しない分量の目安(しょっぱくしない)
ナンプラーを「同じしょっぱさ」まで醤油で置き換えると、だいたい入れすぎます。
目安はこの考え方が安全です。
まずは“控えめ”に入れる
足りなければ、塩味より先に「旨味(オイスター・鶏がら)」で補う
最後に香りが欲しければ「しょっつるを数滴」
コツ:しょっぱくなるのは“塩味で解決しようとする”時。
物足りなさは旨味で埋めるほうが失敗しません。
よくある質問(FAQ)
醤油だけで代用してもいい?
しょっつるがあるなら、それだけでOK?
ナンプラーの匂いが苦手。代用のほうが合う?
まとめ
ナンプラーがなくても代用は十分可能です。
ポイントは、ナンプラーを「塩味」だけで置き換えず、塩味・旨味・香りを分けて補うこと。
迷ったら、まずは失敗しにくい 醤油+オイスター(または鶏がら) を軸にして、香りが欲しければ しょっつるを数滴足すのが最短ルートです。
薄めから調整すれば、どんな料理でも味を崩さずに仕上げられます。
内部リンク
👉ナンプラーとは?選び方・おすすめ(食材解説)
👉ガパオライスの作り方(レシピ)
👉パッタイの作り方(レシピ)
👉ソムタムの作り方(レシピ)












